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初めてのスケルトン・ムーブメント

キャリバーFB-T.FC-RSは、マニュファクチュールで製造する初めてのスケルトン・ムーブメントです。このトゥールビヨンとフュゼ・チェーン機構を搭載したレギュレータータイプのクロノメーターは、技術的かつ美術的な発展の総合的な結果であり、1768年にパリでこの熟練時計師が製作したマリンクロノメーターN°8にインスピレーションを得たものです。2時位置の開口部では大きなサファイアクリスタルのディスクによるアワー表示、12時位置にオフセットされたサブダイヤルによりミニッツを表示します。ウブロ 時計 安い秒は文字盤外周のフラットなサファイアクリスタル製のインナーベゼル上で表示されます。

文字盤側に配置された印象的なトゥールビヨンキャリッジの眺めを確保するため、全てのブリッジがデザインされています。多くのパーツはブラックPVD加工が施され、ポリッシュ、マット、バーディカルサテン、サンドブラストといった仕上げが交互に施されています。


キャリバーFB-T.FC-RSは、香箱と逆回転フュゼの両方を吊り下げ式(片側のみ固定)とし、特許も取得したピラータイプ構造を特徴としています。このフュゼ・チェーン式の伝達機構は、フェルディナント・ベルトゥーのマリンクロノメーターにインスパイアされています。この機構は、ダイレクトドライブセコンドを備えたトゥールビヨンに「コンスタントフォース」を供給するエネルギーの配分を担っています。この斬新な構造は、3つ目の特許を取得しました。



最後に、パワーリザーブ表示装置が4つ目の特許となります。ケースバック側から見える吊り下げ式の円錐台が、香箱に連結したアーバーに沿って上下します。先端にルビーの付いたモビールアーム形状のフィーラースピンドルが円錐上にあり、その位置により香箱の巻き上げ状態が反映されます。フラットレバーと螺旋ばねを介して、文字盤側のパワーリザーブ針に情報が伝達されます。
他のムーブメントと同様に、キャリバーFB-T.FC-RSは、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)で認定され、その開発段階でフルリテストを受けています。

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Habring²(ハブリング ツー)センター積算針のモノプッシャークロノグラフ

今回は現在伊勢丹新宿店にて展開中の<ハブリング2コレクション>より「Chrono ZM(クロノ ZM)」のご紹介いたします。

「クロノグラフ」と聞くと一般的にはインダイヤルを複数備えた計器的なデザインを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかしこちらの写真のモデルはインダイヤルは1つのみで非常にすっきりとしたデザイン、それに加えスタート、ストップ、リセットを1つのプッシュボタンで操作するモノプッシャーが特徴です。ケース径も36㎜と現行の機械式クロノグラフではかなり小ぶりなサイズで、控えめかつドレッシーと言えます。


このすっきり感に大きく貢献しているのがセンターに配置されたアロー型の60分積算計です。クロノグラフ機能を起動していない時はクロノグラフ秒針と完全に重なっているため、その存在はほとんど確認できません。そのため普段は三針時計のように時刻表示が見やすいのです。ちなみに「ZM」とはドイツ語の「Zentraler Minutenzähler」を略したもので、和訳すると中央から出ている分積算計のことを指します。



ETA7750は自動巻き、12時位置インダイヤルに30分積算計、6時位置インダイヤルに12時間積算計、3時位置にカレンダー、9時位置にスモールセコンドというのが基本的な形ですが、これらの機能を9時位置のスモールセコンド以外すべてを取り払い、そもそも組み込まれていなかった60分積算計を、すでに3本の針が陣取っているセンターに4本目の針として配置させています。
またローターを取り外すだけではなく、巻き止まりのある手巻式に変更しています。ゼンマイを巻き上げる際の巻き心地も全く違う、心地良いものになっています。これらベースキャリバーから全く異なるものに仕上げる一連の仕事は時計師としての確かな技術、機械式時計に関する豊富な知識、そしてクリエイティビティーがなければ到底なしえないことです。

細部にわたる徹底した実用性重視のHabring²の作品は実際にお手に取って頂くとよりその機能性や使いやすさを感じて頂けます。

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松坂屋名古屋店にて、スイス時計産業プロモーション・イベント『WATCH.SWISS(ウォッチ・ドット・スイス)ジャパン』開催~11月18日から11月23日まで

スイス時計協会FHが製作した、スイス時計産業プロモーション・イベント 『WATCH.SWISS(ウォッチ・ドット・スイス)ジャパン』は、今年創業410周年を迎えた松坂屋名古屋店の「2021マツザカヤ プレステージウォッチフェア」のイベントとして、11月18日から23日まで出展します。

設置イメージ

WATCH.SWISSはiPadのパネルに触れながら、スイスやスイス時計に関する7つのテーマ(スイス、オメガ 偽物スイス・メイド、歴史、デザイン、精密、製造、複雑時計)について、学ぶことができる体験型のイベント・ツールです。


●ワークベンチ

さらに、展示期間中の20 日(土)、21 日(日)、23日(火・祝日)には、時計の構造をライブで楽しむことができる「時計組み立ての実演や体験」イベントを、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ 大阪校、近江時計眼鏡宝飾専門学校の特別協力のもと開催いたします。スーパーコピー時計この機会にぜひ魅力あふれるスイス時計の世界をお楽しみください。


また、タッチスクリーン型の「ワークベンチ」では、機械式時計ムーブメントの組み立てをデジタルで体験することができます。


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ジャガー・ルクルトが「レベルソ・トリビュート・エナメル」 - 葛飾北斎『下野黒髪山きりふりの滝』を発表~東西の芸術的伝統を融合

ジャガー・ルクルトが「レベルソ・トリビュート・エナメル」 - 葛飾北斎『下野黒髪山きりふりの滝』を発表~東西の芸術的伝統を融合


およそ2000年に渡って、アジアとヨーロッパの双方向の文化交流は、視覚芸術から舞台芸術に至るまで、東洋と西洋のあらゆる芸術形態、および織物、ガラス、陶器の製造技術に深い影響を与えてきました。
これは、ジャガー・ルクルトがマニュファクチュールの歴史を通じて行ってきた交流でもあります。オメガ時計 メンズレベルソ誕生90周年に際し、ジャガー・ルクルトはこの長年続いてきた文化交流を精巧な新しい「レベルソ・トリビュート・エナメル」のタイムピースで祝福します。


下野黒髪山きりふりの滝
ヨーロッパのクラフツマンシップと日本の技が融合したケースの裏側は、葛飾北斎が1830年代初めに制作した『下野黒髪山きりふりの滝』の木版画を忠実に再現したエナメル細密画で東洋の芸術を称えています。『下野黒髪山きりふりの滝』は、1831~1833年にかけて日本の本州の各地を北斎が訪れて名瀑を描いた8枚揃いのシリーズ木版画『諸国瀧廻り』の中の1枚です。


ジャガー・ルクルトの創造性、およびその芸術と文化の世界に対するビジョンを体現したこの新しいタイムピースは、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール®(希少な職人技)の工房で働く職人たちの優れた才能と技を証明するものです。


すべてのエナメル加工と同様に焼成工程によって予期しない変色の可能性があるため、レベルソ・ トリビュート・エナメルのダイヤルの色を裏面の絵画と完全に一致させ、なおかつこの絵画を北斎のオリジナルのカラーで忠実に再現するためには、相当数の時間を要します。これらの時間に加えて、ほぼ5時間の作業時間をギョーシェ彫りのみに費やす必要があり、さらにその後、透明のグリーンのエナメル層を作るために8時間の作業時間が追加されます。つまり、ケースバックに細密画を描くだけで70時間以上の作業時間を要するのです。


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モダンで若々しいローマン・ゴティエの最新「コンティニュアム」を披露

ローマン・ゴティエは、これまでのイメージを塗り替える、モダンなデザインを持つ新作「コンティニュアム」を発表した。16年以上にわたる、ブランドの発展を通して獲得したノウハウの結晶とも言える作品だ。


時分針がオフセンターに配置されたダイアルと、インデックスのアーティスティックなバランス、そして特に目を引くのは幾何学的な輪郭を描くベゼルとアクセントカラーで仕上げられたリュウズだ。2時位置に巻上げと時刻設定の役割を持つリュウズを配置し、手首の動きを妨げないようなスペースを確保している。この配置はローマン・ゴティエのモデルで初ではないが、リュウズに取り付けられたラバーのおかげで巻き上げやすくなり、同時に色のアクセントを与えている。


フリーダムコレクションの考えから誕生した新作
 2005年に創業されたローマン・ゴティエの時計は、年間生産数約60本だ。すべてローマン・ゴティエ自身が設計した自社製ムーブメントが搭載されている。伝統的な時計作りにローマン・ゴティエが専門分野とする精密工学が融合して作られる時計は、強い個性を持ちながらも、手作業による細やかな装飾技術や、古典的な時計の仕組みを再解釈した設計も高い評価を得ている。



ベゼルとケースバックの間にはワンピース構造のケースバンドとラグが、サテンとポリッシュ仕上げを取り入れた幾何学的な造形であり、巧みに生み出されたフォルムの美しさを楽しむことができる。手巻き。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(直径41mm、厚さ9.55mm)。50m防水。世界限定28本。539万円(税込み)。
 今回の新作は2011年にスタートした「フリーダムコレクション」の“本質は技術にあり、スタイルはカジュアルに、そして精神は自由に”という考えから誕生したものだと言えるだろう。時間や空間における真の継続と未来のビジョンを表し、ブランドにとって新しい領域を広げた。

 この時計を製造している間、ローマンにとって常に明らかだったのは、ケースはムーブメントと調和すべきだということ、しかもそれは現代的で整っている必要があるということだった。さらに設計に際し、快適さや人間工学、素材の選択を十分に考え、その結果ケースはすべてグレード5チタンで作られた。ダイアルのベースにもグレード5のチタンが採用することでデザインに一貫性を与え、連続性と名付けられた意味が感じられる。



コンティニュアムの発表にあたり、ローマン・ゴティエは最初のモデルにグレード5のチタンを選んだ。繊細な赤のアクセント、色と質感の絶妙な選択の結果、これまでのブランドにないモダンなデザインに仕上がった。“Edition One”は世界限定28本で、ムーブメントブリッジには「1of28」と刻印が入る。


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